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ぎふと Gift――心はなにをもたらすか――

ぎふと Gift
著者:山田J太
出版:角川コミックス



 ゲームが一段落したので買ったばかりの本類をまとめて読みました。このミステリーがすごい!2009の『向日葵の咲かない夏』や電撃文庫の『ロウきゅーぶ!2』、富士見ファンタジア文庫の『Black Blood Brothers11』(完結)、新潮社の漫画『童話迷宮』など当たりだと思えるものが異常なぐらいに多く満足満足というところだったんですが、この『ぎふと』。
 これだけは読み終えたとき、「これは後で化ける」と思いました。いや、この巻がつまらないということではなく、成長の可能性ののりしろが広大に見えるとでも言いましょうか。作者が化けるのか、この作品だけが化けるかはわかりませんが、これは間違いなく今後素晴らしい作品になります。



 “感情”の勉強中であるちいさな女の子ロボット――ぎふと。彼女はとあるアメを介すことで人の気持ちを共有できる。そして、共有した感情を学習し、記憶する。彼女はそうして心を手に入れる。
 「夢をみたの」
 ぎふとは目を開けて、そこから見えるものを眺めた。
 いつ笑えばいいのか、どこで悲しめばいいのか。なにを綺麗と言えばいいのか、なぜ同じものが同じように見えないのか。
 いつもの朝の景色を迎えたのを知って、ぎふとは自分が目を覚ましたことを知った。
 「おはよう」




 1巻は6話(+0.5)構成、どれも個々の繋がりはありますが、基本的には一話完結エピソード。いやー、短いページでよくまとめているものです。私がとくにお気に入りなのはGift+04.5。4話と5話の間にある10ページほどの短い話なんですが、これが一番印象に残りました。

「いえいえ お気になさらずに 目の前でスキップ状態から流れるようにコケた みずしらずの 頭にネジつけた よーじょをやさしく助け起こしてくださったお礼です」

 という導入部分からもう気に入った。他のエピソードもしびれ薬を含んだジュースです。甘い。しかし麻痺状態に陥る。
 表紙裏ではハートフル・ストーリーと銘打たれていますが、こういうのはハートフルとは言わないと思いますね。どちらかというハートアタック・ストーリー。そりゃリッカー先生も土に還りますよ。攻撃力抜群。

 絵も愛らしい。上に挙げたエピソード+04.5に出てくる少女の外見が大好きです。中身も好きですけど。いやいや、良い美少女を見たものです。私が二次ロリ美少女に非常に甘いとはいえ、やはり良いロリと悪いロリがうんたらかんたら。

 どうやら今後時間も前後していくようで、先代のぎふと(名前が同じかどうかわかりませんが、作中の登場人物が小さな頃に女の子のロボットと接触があったことが示唆されている)なども出てくる様子。楽しみな作品です。
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