件のエロゲじゃないですよ!(十八禁の挨拶)
『おとぎ銃士赤ずきん』、後半になればなるほど動きがよくなっているような気がします。いや、最初から良いといえばそうなんですが。戦闘シーンの流れが自然すぎる。某魔法少女の終盤とは(砲撃により放送中断)というか、序盤から真ん中は一部かなりやっつけな話もありますが、こういう基本的に適度に柔らかい一本気な話は好きです。熱い。「音楽を愛する心を忘れたか!」からの流れは本当に素晴らしかったですし、グレーテルは妹の極致にまでたどり着くという。グレーテルはもはやルーヴル美術館にさりげなく置いてもバレないはず。
とまあ、初っ端から子供向けアニメ(?)の話で鉄壁の防衛ラインを敷きつつ「あ、あの、おひとつ、いかがですか?」と差し出されたフェアリーテイルを遥か遠い地シンガポールに向かって投げつけて晴れて前科一般、おとぎ話はゴミなんかじゃない!と叫ぶ鳥畜生です。こんばんぬ。
児童文学に色々と手を出しているみたいな話を以前したと思いますが(詳しくは覚えてませんが、ろくな興味の持ち方ではなかったはず)、ぱらぱらと読んでいて、子供には子供騙しに通用するんだろうかと、ふと思いました。児童文学というものは得てして『大人が子供に読んで欲しい話』、というイメージがつくように思いますが、実際そんなことはないんですよね。ならどうなんだと言われますと、一言でまとめるなら、著者がやりたいようにやってるという感じでしょうか。様々な意味で。
とりあえず子供っぽければなんでも良いんだろ!みたいなノリです。いえ、悪い意味でなく。本とチャンスと人は出会ったときに手に取っておくもの、となにかの評論で読んだ気がしますが、ただでさえ手にとられる機会の無さそうな児童文学にスポットが当たる日はやって来るのか。
マンガ、アニメ、ゲーム、そしてネットから離れた子供たちが行き着く先は、もしかすると児童文学かもわかりません。私も一山でいいから当てれないものかな(一山をエロゲで崩せる日が訪れることを信じて!)
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