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雨+散 少女性

 川端康成の『掌の小説』(新潮文庫)を読みながら感心する日々。

 やっぱりこの人ロリコンだわ(誉め言葉のつもり)

 少女の書き方って、人生観に繋がっていると思うんですよ。
 女ではなしに少女を書くということは、すなわちその作者が無性(むせい)に求める人間性を書くということです。

 少女はその性質として、完全な個体です。
 これは私の持論なんですけれども、人間性の表現というとなんか大層な言い方になりますが、関係性そのものが持つストーリー性というものが存在するんです。
 女には男がいないと成り立たないし、少年にも男がいないと成り立たない。どちらもそれ以外では、女である意味がなくなるし、少年である意味がなくなります。
 ちなみに男の場合は、男でも女でも、動物でも、とにかくなんかあれば成り立ちます。ただ、個体では難しい。
 必ずしもこの組み合わせでないとならないというわけではありませんが、まあ部首との組み合わせみたいなもので、これがしっくり来るパターンだなという考え。なんらかの性別には、なんらかの影が付きまとうわけです。それを、私は関係性が生みだすストーリーとして認識しているわけですが。

 で、少女の話に戻ります。
 少女はなんらかの関係性を必要とせず、それそのものがストーリー性として成り立ちます。
 少女が化粧していたとして、そこに男の影は必要ありません。同様に、少女があぜ道で蛙を探していたとしても、そこに男の影は必要ない。また、少女が働きに出たとしても同様に、親の影も、女も男も出てきません。これが少年なら、親の影が出てきたりしますが、まあさておきましょう。

 つまり、少女というものはそれそのものが物語としての性質を秘めているわけです。
 ではその物語がどのように形になるのかですが、これが最初に述べた無性に求める人間性に掛かってきます。
 無性というと、天使やロボット(アンドロイドのように性別がきっちり設定されていない、機械の要素が強いもの)やらが思い浮かびますが、実際のところ、私たちはもっと身近に無性的な存在を認識しています。

 いわゆる擬人化がそうですね。物は思考や心、性別もおそらくはないでしょうけれど、多くの人は、ボロボロになりながらも最後まで役目を果たそうとする無機物に対して感じ入ることがありますし、どういう気持ちになったのか、などと想像することがあります。
 それこそが無性に求める人間性というものでして、ある種、「こうであれば美しい(素晴らしい)かもしれない」という考えがそこにあるわけです。
 少女というものを書くとき、それが形として表れます。無性的なもの、もっと言えば人ではないものを人として見た場合、そういったものの器として少女が存在します。

 なにを美しいと思うか。それこそ、すなわち人生観です。
 少女=人生観は、その幻想性(想像の比率)が高ければ高いほど、その人自身に深く根ざしたものを掘り出すでしょう。

 川端康成は多くの作品を残していますが、私はとくに『眠れる美女』や『伊豆の踊り子』をオススメしたい。
 ここに『二次美少女の永遠』という答えがあると思います。
 川端康成が書く少女とは、終わりなき無垢の縫い止めであり、不可侵の処女性です。

 ロリコンといえば『ロリータ』のナボコフや『不思議の国のアリス』のルイス・キャロルなんかも触れたいですが、正直ナボコフはロリコンっぽくない。ただ、ルイス・キャロルはガチです。なにやら「ルイスキャロルはロリコンではなかった」というのが今の通説らしいですが、いやいや、なによりあの作品がすべてを示しています。彼は少女の美しさを芽吹きとして書くのが非常に上手い。膨らみかけの少女が大好きなんじゃないかな(いわれのないレッテルがルイス・キャロルを襲う!)
 あとは、『海の上の少女』のシュペルヴィエルなんかもいいですね。いや、作品が良いって話ですよ。


 少女を美しく書ける人はそれだけで偉大な作家になる素質があるんですよ。
 少女という、物語のキャラクターとして完全に確立した存在を書くことができるロリコンこそ素晴らしい作品を生みだせるんじゃないかな。ボカァ、そう思うね。

 ところで艦これの影響で最近はいままでより精神的に幼いタイプのロリ(睦月や卯月など)まで愛せるようになりました。やったね!
 いや、私は基本的にしっかりしたロリというか、口調や振る舞いが大人びているロリキャラが好みであることが多いんですけどね?
 睦月型を見ているとこう、言いようのない悪戯心がわいてくるわけですよ。まあ、いたって健全な意味ですけどね。あー、卯月と睦月と皐月に後ろから襲いかかりたい(健全な意味で)

 男女の恋愛よりも、少女の美しさ、少女への愛を書きつらねた作品が増えていってほしいものですね。ライトノベルにもそういうところを期待しているんですが、なかなかこういうものが無いのはちょっと残念。
 まあ、可愛いロリというのも好きなのは好きなんですけどね。
 というか、最近ロリキャララノベ少なすぎじゃありませんかね?
 ちょっと前まで小学生とか、一桁ヒロインとかあったような気がするんですけど。バトルとかスポーツとか抜きで、お気楽ファンタジー日常系でヒロインがロリキャラたくさんな作品でないかな。無理かな。無理か。

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